降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

piano

蜜蜂と遠雷 恩田 陸 著

この頃、ピアノに関することを続けて書いています。 音楽が好きなこともありますが、ピアノが自分にとって、とても大切なものであることをこの頃しみじみ実感しています。うまくは弾けませんが、無心になって楽譜を見て、練習することが、今の自分にとって、…

ソナタアルバム 1

ソナタアルバム(1) 解説付 (全音ピアノライブラリー) 10年以上前にラフマニノフのピアノコンチェルトをアンサンブルで発表したときの先生には2年ほど、お世話になったのですが、その時に使っていた曲集です。 ganju39.hatenablog.com 月に2回のレッスンで…

いつまでもショパン  中山七里 著

一気に物語の世界に引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。 Amazonの解説より 映画化された大人気の音楽ミステリー『さよならドビュッシー』シリーズ最新刊です! 難聴をかかえながらも、世界的なピアノ演奏コンクール、ショパン・コンクールに…

ロックフェラーの天使の羽根   辻井伸行

『細川ガラシャ夫人』を読み終えたら読もうと購入した本が、 中山七里著の『いつまでもショパン』です。舞台はショパンコンクールです。 設定からすると2010年のコンクールのようです。 そろそろ読み終えるところですが、感想やショパンの曲がぐるぐると 頭…

楽興の時 第4番 ホ短調  ラフマニノフ

ちょっと前のレッスンでアラベスクもokということで、「次の曲、何しますか?」と言われ、考え込んでしまいました。聴くのはもっぱらショパンの曲ばかりでしたので、他の作曲家というか、やりたい(自分が弾けそうな)ピアノ曲がすぐに浮かんでこなかったで…

アラベスク 第1番  ドビュッシー

映画を見て、この曲の旋律が頭から離れなくなったので、レッスンで取り上げてもらいました。本を読んだら、ますます。 ganju39.hatenablog.com ganju39.hatenablog.com 4月末から取り組み始めて、まだまだゆっくりですが、曲の構成を捉えて最後まで弾けるよ…

Before corona 

バラード3番を練習するようになって、一日一回は、CDの音源を聴いてたり、YouTubeで動画を見たりしています。 前に紹介したアシュケナージのアルバムの中の演奏はとてもクリアな演奏で、テンポも落ち着いていてとてもいいです。 3番をこんなに聴いたことは…

練習曲作品10-3   別れの曲

10数年以上前にノクターンの13番の後に取り組んだ曲です。静かな曲を何だか弾きたくて、 先生と相談してリストの「愛の夢第3番」、「練習曲25−1」(エオリアン・ハープ)と、この「別れの曲」の3つの中から選ぶことになりました。どれも、自分のレベルで…

ツェルニー30番練習曲

さて、今日は、ツェルニー30番練習曲についてです。 Czerny 50 Etude no.50 op.740 - Francesco Libetta (in tempo) 1ヶ月くらい前に50番練習曲集の最後の曲の動画を見つけて驚きました。 練習曲とは思えない迫力と、鬼気迫る演奏。 今、教えてくださって…

NO MUSIC, NO LIFE そんな1日を振り返って

以前、岩手県内のマラソン大会の募集があったことをブログに書きました。 しばらく様子を見ていたのですが、やはり、どの大会も中止になっています。岩手県だけでなく、他の都道府県の大会もほぼ中止のようです。 来年は走りたいなぁ 私の場合は、大会に出る…

私はピアノ  サザンオールスターズ

「花しぐれ」を聴いていて、高田みずえは、「私はピアノ」も歌っていたこと思い出しました。 この曲もいい曲です。 ピアノを習っていない頃、この雑誌を時々買っていました。季刊誌だった様な記憶です。 楽器店に行って、お気に入りの曲が表紙にあって、パラ…

ショパン:4つのバラード/4つのスケルツォ  アシュケナージ

ショパンのバラードもスケルツォもどれも好きなので、購入したCDです。もう、15年以上前になると思います。 彼のCDは、この他にノクターン集と練習曲集、ショパン名作集を持っています。 このCDは1984年の録音のようです。 `デッカ・ニュー・ベスト100`シリ…

いとしき日々よ  平井 堅

この曲は、「JIN-仁−」のテーマ曲でした。前編の方は見ていなくて、後編の方から見て、しばらくしてから前編も見ました。タイムスリップものでしたが、幕末の出来事と医療に関わる描写がとてもリアルでドラマの世界にあっという間に引き込まれました。 仁の…

全訳ハノンピアノ教本

一番ボロボロになっている教則本です。 背表紙は取れかかっているのでセロハンテープで何カ所も補強しています。すぐページがバラバラになりそうなくらいです・・・・・。 バイエルが終わってから、ある先生の時にちょっとだけ使って、あとはしばらく使って…

ワルツ第14番ホ短調  遺作

調べてみたら作品番号はありませんでした。 発表会が終わってから取り組んだ曲です。まだ、テンポ通りは弾けませんがレッスンで教えて頂いたことを手がかりに練習を進めてきました。 ゆっくりですが曲の構成を掴み、後は弾きこむところまで来たのでokという…

チェルニー 小さなピアニスト

音楽之友社では「チェルニー」。全音楽譜出版社では「ツェルニー」。と、今頃気づきました。 〜私の持っているものは「小さなピアニスト」と書いてます〜 初歩の楽典から説く両手のやさしい練習からはじまる子供のための教則本。バイエルの途中から30番と…

piano lesson

昨日は、ピアノのレッスン日でした。 振り返ると今まで、11名の先生にお世話になっています。 中古ですが良いピアノです! ピアノ教師になるのってやはり音大のピアノ科を卒業して、ということになるのだと思います。しっかりした技術と教師としての資質も…

ツェルニー100番練習曲

以前ブログに書いたように、私は中学2年の秋頃からピアノを習い始めました。 ツェルニー100番練習曲には、バイエルが終わってから取り組みました。この曲集とソナチネアルバム、小品集(バッハとかシューマン、ギロックなど)の3つがレッスンの中心だっと記…

ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 作品26-1

昨年、英雄ポロネーズもレッスンで見てもらいました。 以前習っていた時に弾いたところまで、復習をしました。そして、 「どうしますか?ここから難しいところが出てきますが・・・・。」 オクターブの左手で刻むところは、さすがに弾けそうにないのは自分で…

蜜蜂と遠雷  映画編

昨年の秋。映画化になった時に、絶対、映画館で見ようと決めていました。原作は読んでいたので、実際に映画になった場合、かなりカットになる部分は多くなることも予想されましたし、登場人物も多いので、どのように整理されるのかも楽しみでした。 YouTube…

さよならドビュッシー

今、ピアノのレッスンでは、二つの曲に取り組んでいます。 一つは、ソナタ集の中のベートーベンのものをしています。大体1楽章を最後まで通せるようになったので、先日のレッスンではスタッカートの音をよりよく響かせるためのタッチや腕の使い方、それにタ…

ピアノ協奏曲第2番 ラフマニノフ

ラフマニノフのピアノ協奏曲というかピアノ協奏曲というと真っ先にこの曲が浮かびます。 ずっと前から大好きな曲です。両親はクラッシックの音楽はあまり聴かないのですが、中学生の頃、ピアノを習い始めたときに、ふと、レコードのある棚を見たら演歌や歌謡…

銀波 ワイマン

初めての発表会で「乙女の祈り」を弾いて、次の発表会で弾いた曲です。 作曲家も曲も全く知りませんでしたが、先生のお勧めで取り組みました。 イントロが結構派手です。そして、テーマがあり変奏曲が5つ続き、最後の華やかなfinaleへと続きます。 ピアノピ…

月の光 ドビュッシー

ドビュッシーときくと真っ先に頭に浮かぶ曲です。冒頭の部分は特に。 『ベルガマスク組曲』の第3番目の曲なそうですが、他の曲はきちんと聴いた事がないです。 いつかの月 昨年の発表会を終え、レッスンでは様々な曲を見ていただきました。 基本的に私のやり…

夜想曲第13番 ハ短調 作品48-1

ショパンのノクターンの中で一番好きな曲です。調べてみるとショパンが1841年に作曲して翌年に出版されたそうです。ショパンの円熟期の作品の一つでもあるとのことです。 標準版 ショパン ノクターン集 作者:フレデリク・フランソア・ショパン 出版社/メーカ…

Forevermore  宇多田ヒカル

「ごめん、愛してる」 何気なく見ていたテレビドラマでした。 元々韓国のテレビドラマだったようですが、何だか引き込まれるように見ていました。 主題歌を歌っているのが宇多田ヒカルで、いつもエンディングにかかっていてドラマに奥行きを与えていました。…

幻想即興曲 ショパン

即興曲第4番嬰ハ短調 遺作 作品66は、ショパンの4曲の即興曲の中で最初に作曲されたものすが、彼の死後1855年、友人のフォンタナの手により『幻想即興曲』と題して出版されたそうです。 左手のオクターブのsfから始まり、流れるような三連符のアルペジオが…

乙女の祈り  Op.4 変ホ長調

私が、25歳の時に初めての発表会で弾いた曲です。 「乙女の祈り」は、ポーランド人の女性音楽家バダジェフスカが作曲した曲です。結構有名で、よく耳にする曲です。調べてみると、「乙女の祈りは、彼女が22歳の時に発表した曲で、実は聖母マリアの物語を描い…

エリーゼのために  ベートーベン

ピアノを習い始めたのは中学生からです。小学生の時から楽器は好きで、当時、流行った曲をリコーダーで耳コピして吹いて、結構受けていました。 そんな私が鍵盤楽器と出会ったのは、両親が病弱で外で遊ぶことができない私の妹に買ってあげた電子オルガンでし…

ヴォカリーズ (ラフマニノフ)

備忘録のように始めたこのブログ。なぜか毎日書くことができています。不思議なものです。自分の考えていることや心の中にあるものを文章や写真、そして、動画を織り混ぜて記録に残せたら、と思って始めてから今日で8日目になりました。 今日は、ラフマニノ…