降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

全訳ハノンピアノ教本

一番ボロボロになっている教則本です。

背表紙は取れかかっているのでセロハンテープで何カ所も補強しています。すぐページがバラバラになりそうなくらいです・・・・・。

 

全訳ハノンピアノ教本  全音ピアノライブラリー

 バイエルが終わってから、ある先生の時にちょっとだけ使って、あとはしばらく使っていませんでした。

 

社会人になって再びピアノを再開したときに。

「ハノンはやってましたか?」と先生に聞かれて、

「少しだけやりました。」と答えました。そして、ハノンをレッスンのウォーミングアップでするので毎日の練習で必ず取り組むようにと言われました。

リズム練習の仕方やメトロノームに合わせて練習することの大切さも教えていただきました。それに左手がfで右手がpで、またはその逆など様々な練習をした痕跡があります。大変だったのはテンポを上げていくつかの曲を続けて弾く練習でした。力むと最後まで弾けないので「脱力」しないと最後まできちんと弾くことができませんでした。

 音の粒をそろえるためにと両手だけでなく片手だけで弾いたことも覚えています。

 

「脱力」についてと右手と左手の音を良く聴くこと、音の粒をそろえること、そして、テンポは結構上げないと合格にならなかったので、日付を見ると大体2〜4週間で合格になっていたようです。

 

見直してみたら12の調の長音階とその関係短音階もしていました。この曲集は、ほぼ全部こなしています。おかげで、今、楽譜を読むのに役立っているのだと思います。

 

今、ハノンは全くしていませんが、この曲集のおかげで、たくさんのことを学んだ事を実感しました。