中学校2年の冬からピアノを習い始め
高校3年の夏にやめるまでの間に
バッハの小品集に取り組んで時期がありました。
でも、今日は、インベンションについてです。
この曲集に取り組んだのは、今から20年以上前です。
娘がピアノを習い始めた頃、送迎を私がすることが多かったので、
途中から、私も同じ先生からピアノを教えていただきました。
ご自宅でしたので、とてもアットホームで、娘のレッスンの様子も
見ることができました。
終わったら、私のレッスンが始まります。
そのとき、娘は小学1年生でした。
私のレッスンの間は、その先生の娘さんが、小学2年生か3年生でしたので、
仲良く遊んで待っている、そんな感じでした。
二人で元気にあそんでいる賑やかな中でのレッスンでした。
(私は、1年くらいその先生に教えていただきました)。
最初は、ハノン・チェルニー30番を中心に見てもらっていたのですが、
「バッハのインベンション、やったことあります?」
と、聞かれ、小品集を途中までしたことがあると伝えると、
「バッハのインベンション、やってみません?面白いですよ!」
と勧められて取り組みました。
右手が旋律で左手が伴奏、という感じではなく、
両手で旋律を弾くので、頭をめい一杯使っている感じでした。
まさしく【脳トレ!】。
先生からのアドバイスも、右手だけ、左手だけで練習してから、
少しずつ合わせていくように、とのことでした。
楽譜を久しぶりに開いて見たら1番、2番、3番、4番まで終わっています。
右手と左手のそれぞれの旋律を重ねる感覚に
慣れてくると弾いていて楽しかったです。
4曲取り組んだ中では、2番が一番難しかったです。
Invention 2 Bach by Glenn Gould
グレン・グールドの音源をたまたま見つけました。
テンポがものすごくゆったりしていること、
そして、音色が深く、憂いを帯びていて、
敬虔な気持ちなりました。宗教的です。
自分が弾いていた2番と全く違う音楽に聞こえます。
テンポってものすごく大切だということを実感しました。
機会があったら、レッスンでインベンション、見てもらおうかな!?