10年以上前にラフマニノフのピアノコンチェルトをアンサンブルで発表したときの先生には2年ほど、お世話になったのですが、その時に使っていた曲集です。
月に2回のレッスンでした。
レッスンの初日に、先生に今まで使ったことのある教則本や曲集について聞かれ、主な曲集について話した後、
「ソナタは、したことがありますか?」と言われました。
「ないです・・・・。」
ということで、練習曲にもなるしレパートリーも増えるので、ということで取り組むことになりました。ソナチネアルバムで取り組んだことのあるモーツァルトやベートーベンの曲も入っていました。
モーツァルトのピアノソナタ第12番 ヘ長調 K.332を一番最初にしました。
久しぶりに楽譜を開いて見ましたが、最後の楽章まで取り組んでいた痕跡があります。
次に取り組んだのが、同じくモーツァルトでピアノソナタ第11番 イ長調K .331です。
トルコ行進曲付きのものです。1楽章も有名です。変奏曲で、楽譜を開いてみたらバリエーション4で終わっていました(もったいない〜)。
ショパンのノクターン13番、別れの曲。そして、キーボードのアンサンブルにも2年間出演しましたので、短い期間でしたが、思った以上にいろんな曲に触れていたようです。
そして、2020年。
発表会が終わった後、家にソナタ集があったことを思い出して、レッスンに持って行って選ん頂いたのがベートーベンのピアノソナタ第25番ト長調Op.79でした。
モーツァルトのソナタを結構していたので、ベートーベンのソナタの中でも取り組みやすいこの曲を選んで頂いたのだと思います。
1楽章しかしませんでしたが、曲の構成やペダリングが独特なのも新鮮でした。右手だけでなく左手のフレーズの捉え方なども丁寧に教えていただきました。
Mozart: Piano Sonata No.12 in F, K.332 - 1. Allegro
モーツァルトのピアノソナタ第12番 ヘ長調 K.332は、とても軽やかな曲です。
当時はYouTubeも今のように見れるような環境でなかったので、itunesで購入して聴きました。
久しぶりに聴きましたが、素晴らしい曲ですし、素敵な演奏です。