降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ギロック こどものためのアルバム

ギロック こどものためのアルバム (Zenーon piano library) この曲集は、中学2年から高校3年の夏までピアノを習っていた時期に使ったものだと思うのですが、引っ張り出してみたら、チェックも何もなくて、しばらく呆然としていましました。 自分でピアノのレ…

一人称単数  パート2 村上春樹 著

最近のことですが、仕事でお世話になっている知人とちょっとした飲み会がありました(3人です)。 密にならないように、ソーシャルディスタンスに気をつけて、日本酒が美味しいお店に行って、二次会は、古いレコードを聴かせてくれるお店に連れて行っていた…

一人称単数  パート1 村上春樹 著

不思議な題名です。 帯に『6年ぶりに放たれる、8作からなる短編小説集』とあります。 読まなくちゃ、と思い先週購入しました。 最近の短編集だと確か「女のいない男たち』だったと思います。 とても、ドキッとするような短編集でした。村上春樹の短編は、ム…

蜜蜂と遠雷 恩田 陸 著

この頃、ピアノに関することを続けて書いています。 音楽が好きなこともありますが、ピアノが自分にとって、とても大切なものであることをこの頃しみじみ実感しています。うまくは弾けませんが、無心になって楽譜を見て、練習することが、今の自分にとって、…

ソナタアルバム 1

ソナタアルバム(1) 解説付 (全音ピアノライブラリー) 10年以上前にラフマニノフのピアノコンチェルトをアンサンブルで発表したときの先生には2年ほど、お世話になったのですが、その時に使っていた曲集です。 ganju39.hatenablog.com 月に2回のレッスンで…

パプリカ  米津玄師

今日も暑くなりそうなので、ジョギングは早朝のうちに済ませました。 今日は15キロほど。 岩手は、日中はそこそこ気温が上がりますが、朝晩は暑さも和らぎます。 日中は30度を超える日が多く湿度も高いのでこの時期は、遅くても9時前にはジョグは終わるよう…

私訳 歎異抄  五木寛之 著

私訳 歎異抄(たんにしょう) (PHP文庫) お盆休みのうちに読もうと思って買っていた本の2冊目です。 本の裏表紙より 鎌倉幕府から弾圧を受けながら、真の仏の道を求めた浄土真宗の開祖・親鸞。その教えを弟子の唯円が「正しく伝えたい」と願って書き残し、時…

いつまでもショパン  中山七里 著

一気に物語の世界に引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。 Amazonの解説より 映画化された大人気の音楽ミステリー『さよならドビュッシー』シリーズ最新刊です! 難聴をかかえながらも、世界的なピアノ演奏コンクール、ショパン・コンクールに…

ロックフェラーの天使の羽根   辻井伸行

『細川ガラシャ夫人』を読み終えたら読もうと購入した本が、 中山七里著の『いつまでもショパン』です。舞台はショパンコンクールです。 設定からすると2010年のコンクールのようです。 そろそろ読み終えるところですが、感想やショパンの曲がぐるぐると 頭…

札幌の思い出

岩手県はどうやら梅雨明けしないでお盆を迎えることになりそうです。 新型コロナウイルス感染症の拡大と、異常な長雨。本当に今年はどうなるのか不安です。 さて、一昨年、出張で札幌に行きました。とても暑かったです。 初めて札幌に行きました。遠かったの…

おとなの掟 Doughnuts Hole

2017年のドラマ「カルテット」の主題歌です。 2016年に起きた思いもよらない厄災(見方を変えれば恩寵なのかもしれませんが、とても辛い出来事)からようやく脱出できつつあった頃のドラマです。主題歌だけは、椎名林檎が提供の曲という事で、耳にしていまし…

細川ガラシャ夫人(下)を再読して 

ganju39.hatenablog.com 下巻は、年表でみると、本能寺の変(1582年天正10年)からガラシャが亡くなる年(1600年慶長5年)までの18年間の出来事です。 下巻は、本能寺の変に至る明智光秀の出来事や心の葛藤から描かれています。本能寺の変については、詳し…

楽興の時 第4番 ホ短調  ラフマニノフ

ちょっと前のレッスンでアラベスクもokということで、「次の曲、何しますか?」と言われ、考え込んでしまいました。聴くのはもっぱらショパンの曲ばかりでしたので、他の作曲家というか、やりたい(自分が弾けそうな)ピアノ曲がすぐに浮かんでこなかったで…

細川ガラシャ夫人(上)を再読して 

再読しようと思っていた本の2冊目です。 巻末を見たら9刷でした。その年は、大学を卒業して大阪の会社に勤めましたが、1ヶ月ほどで退職。そして新しい仕事についたというとても目まぐるしい年でした。 なぜ、この本を読んだのかは、よく覚えていません。 …