降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

札幌の思い出

岩手県はどうやら梅雨明けしないでお盆を迎えることになりそうです。

新型コロナウイルス感染症の拡大と、異常な長雨。本当に今年はどうなるのか不安です。

 

さて、一昨年、出張で札幌に行きました。とても暑かったです。

初めて札幌に行きました。遠かったので前泊しました。残念ながら仕事でしたので、じっくり観光はできませんでしたが、時間を見つけて市内の主なところは見て歩きました。

 

それにしても大きな街です。道路が碁盤の目のように区切られている街並みもとても新鮮でした。道路も本当に広くて函館以上に北海道の大らかさを感じました。

 

もちろん、走る準備をして行きました。早朝は気持ちよくジョギングをしてシャワーで汗を流してから、出張先へと向かいました。

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札幌駅!近代的でしたし、駅ビルも大きくて見応えがありました!

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さっぽろテレビ塔

時間がないのでソフトクリームを頂きました!

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かわいい!onちゃん発見!

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時計台発見!

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改修工事中でした〜

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クラーク博士にも会いました!

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北海道庁旧本庁舎

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この写真お気に入りです(なんか綺麗です!)

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素敵な階段

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建物の全景です!(逆光で残念・・・)

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美味しいお酒と駅弁!

3泊4日の出張でしたが、最終日の夕食はホテルの方に教えていただいて、お寿司の美味しいお店に行きました。

 あとは、宿で、iPadにダウンロードしておいた映画を見たり、読書をしたりとゆっくり過ごしました。夜の街に出かけるより、部屋でゆっくり体を休めたかったので。

 

そうそう、地下道や地下街も結構広くて大きかったです。あと、地下鉄や電車も走っていて、本当に旅行でまた訪れたいなぁ、と思いました。今度来るときは、小樽まで行こう!

と思いながら帰路につきました。

 

そして、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)が、2018年(平成30年)9月6日に起きました。この出張から約1ヶ月後です。本当に、驚きました。

 毎年のように自然の猛威を目の当たりにする事が多いです。そして、今年は新型コロナ。

お盆がきます。今年は、親戚が集まっての会食は、なしにしました。お墓参りをして、そこで解散です。

 

わたしの周囲も独自に「緊急事態宣言」発令中です。

 

おとなの掟 Doughnuts Hole

2017年のドラマ「カルテット」の主題歌です。

カルテット Blu-ray BOX

2016年に起きた思いもよらない厄災(見方を変えれば恩寵なのかもしれませんが、とても辛い出来事)からようやく脱出できつつあった頃のドラマです。主題歌だけは、椎名林檎が提供の曲という事で、耳にしていましたが、流石にリアルタイムでドラマを見るという心の余裕はなかったです。

 

先週あたりから見始めて4話目まで見終えたところです。弦楽による四重奏が通底にあり、4人のそれぞれの秘密が解き明かされていくドラマです。松たか子演じる【巻真紀】の言葉が印象的です。

 

「人生には3つの坂があるの。上り坂。下り坂。そして、まさか。」

「泣きながらご飯を食べる人は生きていけます。」

 

どちらも、私が経験した事です・・・・。そんなんで、毎日、1話ずつ噛みしめながら見ています。それに、楽器が絡んだドラマ大好きなんですよね。

 

学生の時に、サークルの顧問に頼まれて、小学校の鑑賞教室のようなものやちょっとしたイベントなどでマンドリン合奏やアンサンブルの演奏をした経験があります。少額ですが、出演料をいただきました。在学中に定期演奏会以外に何回かそういう演奏活動もしました。貴重な体験です。いただいたお金は、もちろんクラブの運営資金になります。

 

さて、このドラマは4人の俳優さんの演技がとても上手でグイグイ物語に引き込まれます。合間の弦楽四重奏を聴くのもとても楽しみです。

 

という事で今週の〆はDoughnuts Holeの「大人の掟」で。


カルテット主題歌 おとなの掟 / Doughnuts Hole (椎名林檎 )

 

わたしの秘密と本当の痛みを解ってくれている人は、本当に一握りです。このドラマの一人一人の秘密以上の秘密かもしれません。 

現実を受け入れ、前に進むしかないようです。やれやれ。

 

お休みなさい。いい夢を見れますように。

細川ガラシャ夫人(下)を再読して 

 

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下巻は、年表でみると、本能寺の変(1582年天正10年)からガラシャが亡くなる年(1600年慶長5年)までの18年間の出来事です。

 

下巻は、本能寺の変に至る明智光秀の出来事や心の葛藤から描かれています。本能寺の変については、詳しく描かれていません。理性的で自分の置かれている立場や家族の行末のことを光秀は考えないわけはないので、謎は残ります。

信長の光秀に対する仕打ちは確かに酷いのですが。どう考えても衝動的に起こした変ではないような気がします。

覇道(武力や権謀によって天下を支配する政治のやり方)と王道(徳によって本当の仁政を行うこと)という言葉が対比されて出てきます。信長はもちろん前者のタイプの権力者で覇王と言っても過言ではないでしょう。

光秀はきっと違う道を探していたのではなかったのでしょうか。そこらあたりの話を【麒麟が来る】で掘り下げて欲しいです。

 

さて物語に話を戻します。結局、歴史の学習で学んだ通り、明智光秀豊臣秀吉に滅ぼされます。一族もみんな殺されてしまいます。光秀の妻も姉夫婦も、大切な家臣も。

玉子の命も、もちろん危ういものでしたが、夫である細川忠興は玉子を『味土野』という人里離れた山奥の集落に隠します。そこでの出来事が、玉子を宗教的な道へと少しずつ導いていいきます。

 

家族を失った上に夫とも別れ、さらに最愛の我が子とも引き離されます。亡くなった家族への思い、女であることによる不自由さ。その中で侍女でキリシタンでもある清原佳代が玉子に語る言葉が印象的です。

「苦難の解決は、苦難から逃れることではなく、苦難を天主のご恩寵として喜べるようになることだと・・・・。」

この言葉の意味は、玉子は理解はできるのですが、まだ、心で受け止める事ができない事も書かれてあります。そして、数々の出来事を引き合いに玉子は、佳代に、

「わたくしは、デウスの神も、み仏も信じとうありません。」

 と答えます。

 

その後、味土野で様々な出来事を経てから直興の元に戻りますが、玉子にとって平穏な生活ではありませんでした。そんな中、高山右近の話を聞く機会を得ます。忠興と右近の会話を聞く中で少しずつキリスト教へ傾倒していく姿も描かれます。

 

後半は、美しく聡明な玉子が、キリストの魂に触れたかのように信仰の道を歩んでいく姿が描かれていきます。心の安らぎと平穏を得たのです。

 

さて、この物語は、歴史小説でもありますので、秀吉が天下をとったことや家康と秀吉が争った小牧・長久手の戦い朝鮮出兵のことも、もちろん描かれています。

 

そして物語のクライマックスへ繋がる石田三成徳川家康の争いが始まります。家康から、忠誠の証として人質を差し出すように言われます。忠興は、家康へ息子の忠利を送ることを決めます。しかし、天下の情勢はまだ分かりません。忠興は、家康弱しと見たら石田方につくことも玉子に仄かします。

 

そんな中、家康から会津征伐への出陣の命令が出ます。つまり、大阪に大名の家族は残されます。忠興は、前回のように玉子を逃すことは考えません。それだと、完全に徳川の味方になることになります。そこで、玉子に、大阪に残って石田方の人質になってはならない、ということを告げます。しかし、そのことは「死ぬ」ということなのです。

結局、細川忠興は、家を守るために玉子を犠牲にしたのかなと思います。

 

でも、玉子が選んだ道は【女性が男性の所有物でしかなく、政略の道具として使われていた時代】の中にあって、夫の言葉を守ることは神の言葉を信じ守ることであったのです。道具として生きるのではなく、神を信じ自分の意志で生きることを選んだのだと思いました。

 

玉子の洗礼名『ガラシャ』とは『恩寵』という意味なそうです。彼女を通して神の恩寵がたくさんの人々に与えられたのだと思います。

 

83歳と長寿を全うした細川忠興は、玉子が亡くなった後、妻を娶らなかったそうです。そして、38歳で亡くなったガラシャの生き方は、なかなか、真似できるものではありません。

前に読んだときは、本当にガラシャの物語として読んだのですが、夫婦の物語でもありましたし関ヶ原前夜までの戦国時代の様子を女性の視点とキリスト教からの視点としても読む事ができました。

 

後書きにガラシャと秀吉の辞世の句が対照的に並べられています。

ガラシャの辞世の句です。

散りぬべき時知りてこそ世の中の

 花も花なれ人も人なれ 

秀吉の辞世の句です(こちらは有名です。私も知っていました)

露とおち露と消へにしわが身かな

  浪華の事もゆめのまた夢

 

年齢を重ね私なりに様々な苦難を経験した事もあり、前回とは違った気持ちでページをめくりました。

 

 

楽興の時 第4番 ホ短調  ラフマニノフ

 ちょっと前のレッスンでアラベスクもokということで、「次の曲、何しますか?」と言われ、考え込んでしまいました。聴くのはもっぱらショパンの曲ばかりでしたので、他の作曲家というか、やりたい(自分が弾けそうな)ピアノ曲がすぐに浮かんでこなかったです。

 

でもバラード3番だけだと、練習が飽きてしまうのでは?という先生のアドバイスは「そうだろうな〜」と思いました。バラード、長くて難しいですから。先はまだ長い!というか見えない?

 

それで、並行して練習する曲を何にしようかと、YouTubeを見たり、手持ちの楽譜の中でまだしたことがない曲を1週間くらいみていました。

その中で【あ、ラフマニノフピアノ曲ってコンチェルト以外あまり知らない!】と思い、ヴォカリーズ 以外の曲も聴いてみました。

 

その中で、幻想的小品集の中の「エレジー」「鐘」を候補にしました。あと他の作曲家も数曲。

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ショパンの曲でも弾いてみたい曲がありましたが、ドビュッシーがとても良かったので、他の作曲家の曲に挑戦したいと先生にもお話をしました。「ラフマニノフいいですね。『鐘』の方が分かりやすいと思いますよ。和音、大変ですけどね(ヴォカリーズの譜読みで散々苦労したので・・・)。」

 

とうわけで、取り組む曲が決まりました。

 

でも、今日紹介するのは、楽興の時 第4番 ホ短調です。曲選んでいる時に偶然出会い、耳から離れなくなりました。とても弾けそうにはないです・・・・。

 

この、二つの動画を見て驚きました。

 

こちらは、左手の楽譜の細かさにびっくり。音源がコンピュータと知ってさらにびっくり!


ラフマニノフ:楽興の時第4番 op.16-4

 

こちらは、指の動きにびっくりです。


ラフマニノフ/楽興の時 第4番 ホ短調 Op.16/演奏:海瀬京子

 

初めて聴いた曲です。最初に楽譜のコンピュータの音源の方を聴いたのですが、ラフマニノフ 独特の旋律というか、響きでしょうか。ただ、速いだけでなく、哀愁を帯びた旋律です。大切なものを凝縮した奥深さも感じます。すっかり虜になってしまいました。なんだかコンピューターの音楽と思えず、呆然としただけでなく、泣きそうになってしまいました。彼の曲は、人の心に訴える優しい旋律の曲が多いのです。

 

ここ数日は、この曲ばっかり聴いています。

 

アシュケナージのCDも購入したので、また、後でふれたいです。

 

仕事が終わって、帰宅してから30分から1時間ほどピアノの練習をすることが、今、一番の楽しみかもしれません。

盆休みは頑張って『バラード3番』と『鐘』の譜読みを進めたいです!

 

 

細川ガラシャ夫人(上)を再読して 

再読しようと思っていた本の2冊目です。

巻末を見たら9刷でした。その年は、大学を卒業して大阪の会社に勤めましたが、1ヶ月ほどで退職。そして新しい仕事についたというとても目まぐるしい年でした。 

なぜ、この本を読んだのかは、よく覚えていません。

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7月の半ば頃から2週間くらいかけて上巻を読み終えました。

上巻の巻頭に著者が『ガラシャ夫人』のことを書こうと思ったきっかけの一つに、戦前の教育で学んだ歴史に疑いを持つようになったことが書かれています。明智光秀について調べたことも書かれています。

戦争中の教科書が、あまりにも天皇中心に編纂され、歪められたものであったことを知ったからである。歴史上逆臣と言われた者が、必ずしもそうでないばかりか、真の勇者であり、反骨の士であったことも知ったのだ。

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 上巻は、玉子(ガラシャ)のこともですが、明智家の様子が詳しく書かれてあります。

明智光秀が妻煕子(ひろこ)を娶るエピソードから始まります。光秀の心の温かさが伝わってきます。彼が、家庭や家臣を大切にしたことも。そして光秀の生き方がぶれていないことも。

武将であった光秀ですが、彼は、とても思いやりのある温かい人間であったために、信長にそむいたことの伏線が上巻では書かれています。

玉子に目を向けると、信長の勧めで細川忠興に嫁いだことと、後に彼女の信仰に大きな影響を与える清原佳代や高山右近との出会いも描かれています。

キリスト教についての描写もありますが、上巻ではあまり大きくは取り上げられません。むしろ、当時の仏教勢力との信長の確執のような事の方が詳しく書かれてあります。その中で信長が行った非人道的なことも描かれてます。

天下統一に向けて信長が果たした業績は大きかったとは思いますが、「そんなこともしていたのか・・・」という場面の描写もありました。

 

光秀も玉子も自分の将来について、それぞれ漠然とした不安を持っていたことも物語の中で書かれてあります。きっと、読者は共感できるのではないでしょうか。私も、そうでした。

つい5年くらい前は、「この幸せが永遠にずっと続けばいいな。でも続くのであろうか・・・」と思っていました。やはり、予兆は的中しました。永遠に続く幸せなんて夢を見てはいけないのです。都合の悪いものから人は目を背けるものなのです。

 

本に話を戻します。

上巻最後の見出しは「暴君信長」です。

物語(人生)には、必ず伏線があります。予兆のようなものです。でも、それが自分の運命を左右するものであることを理解し防ぐ事ができる人間なんているのでしょうか?

光秀も、そういった大きな波に飲み込まていく予兆が描かれています。

 

20代の頃読んだときは、明智光秀のことよりも、題名が「細川ガラシャ夫人」ですので玉子の心情の移ろいを中心に読んでいましたが、今回は『麒麟がくる』を見ていたこともあり、

より【明智光秀】の気持ちになり読み進めました。

 

戦国時代の武士というのは本当に自分の命だけでなく、時には家族のことも犠牲にして生きていかなくてはいけないくらい、非常の世界であったことを再確認した上巻でした。

 

下巻では、玉子(ガラシャ)が宗教を拠りどころにし、信念に生きていく姿が描かれていたと思います。明日から読み進めます。

プレイバックパート2   山口百恵

GOLDEN☆BEST 山口百恵 コンプリート・シングルコレクション

GOLDEN☆BEST 山口百恵 コンプリート・シングルコレクション

 

山口百恵の曲が無性に聴きたくなったので、去年の春に買ったアルバムです。

レコードは何枚かあるのですが、CDはさすがになかったので。

 

懐かしい曲、大好きな曲が入っています。

後期の『秋桜』や『いい日旅立ち』は、本当に素敵な曲で、彼女の歌のうまさがより際立ちます。マンドリンでも耳コピして時々弾いています!

 

でも、作詞:阿木燿子/ 作曲:宇崎竜童のペアによる彼女の歌も大好きです。子供ながらにも【路線変わった?】と思いました。

 

『緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ♫』カッコいい!刺激的です。


プレイバック Part2

やっぱり、歌うまいし、カッコいいです!

今週(7月)はこの曲で〆ます!

 

Wikipediaで調べると、この曲ができるまでの経緯も詳しく書かれていて

とても興味深かったです。

 

 

アラベスク 第1番  ドビュッシー

 映画を見て、この曲の旋律が頭から離れなくなったので、レッスンで取り上げてもらいました。本を読んだら、ますます。

ganju39.hatenablog.com

 

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4月末から取り組み始めて、まだまだゆっくりですが、曲の構成を捉えて最後まで弾けるようになったので、先生からokをいただきました。 

ドビュッシーピアノ曲集(1)

 

ドビュッシーの曲って弾いてみると独特の響きで、音楽を専門に勉強していない私でも【印象派】と言われる所以が分かるような気がします。

この曲もとても素敵で、私のイメージは鏡の反射とか万華鏡です。音がキラキラしていて、弾いているとき、とても気持ちがいい瞬間があります。冒頭の有名な流れるような三連符のフレーズから、右手の三連符と左手の八分音符がずれて重なる部分へと続きます。そして、転調してからmossoのところの盛り上がりも楽しい部分です。終盤は右手がより高い音域で旋律を奏でます。

最後の和音にかけて本当に鏡に光が反射しているかのような華やかな曲です。

 

『月の光』もとても素敵な曲でしたが、『アラベスク1番』も大切な曲になりました。まだまだ完璧ではないので、これからも弾き続けようと思います。

歳なので、弾かないと忘れてしまうんですよね。 

 

Wikipediaより

ホ長調 アンダンティーノ・コン・モト Andantino con moto

冒頭はホ長調にもかかわらず下属調イ長調の主和音。平行短調の後に漸く本来の調性が現れる。またこの序奏は使いまわされており、調性の不安定さを演出する大きな要素である。中間部はイ長調の静寂な部分。ハ長調の Risoluto では「決然と」と指示するように楽曲の統一を図っている。

またポリリズム部分は、川が流れる様子を表している[要出典]。