降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

220.7km

4年ほど前に、私の人生を一変させる出来事があり、その問題解決のために、たくさんのものを失いました。 這い上がることができるかどうかも分からなくなり、いつのまにか走ることができなくなっていました。物理的な時間がないこともですが、精神的に追い詰…

異邦人 カミュ

ずっと、本は好きで、物心ついた時から、いろんな本を読んでいました。 この本を読んだのは、増刷された年月日から推察するに多分私が高校2年生の時です。 バスケットやっていたのですが、なぜか本が好きなこともあり、高校時代はずっと図書委員でした。図…

異邦人 久保田早紀

この曲もとても素敵な曲です。 テレビに出演して歌う時は、確かピアノも弾いていた記憶があります。 子供たちが 空に向かい 両手を広げ 鳥や雲や夢までも つかもうとしている で始まります。どちらかというとアジアっぽいアレンジで「シルクロードのテーマ」…

Souvenir de Sicile シシリアの思い出

学生の時に、先輩が弾いていかっこいいなと思い、楽譜をコピーして練習した曲です。大学3年の頃だったと思うのですが、クラブの中で発表会があって、そこでも弾きました。その時は、ギター伴奏で演奏しました。 今、手元にはなぜか、ピアノ伴奏譜とソロマン…

姫神

姫神山に登ったこともありました。秋の始まり頃だったかなと記憶しています。 Himekami 漢字も素敵ですが、音の響きも気に入っています。 360度の大パノラマでした。写真は岩手山側しか撮っていませんでした。 鳥になって、岩手山まで飛んで行きたくなるよう…

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編上 村上春樹(著)

ずっと読みたかった本なのですが、2019年には「カラマーゾフの兄弟」やら「蜜蜂と遠雷」「コレリ大尉のマンドリン」を読んだり、昔見ていたドラマを再視聴したりで、後回しにしていまいました。 楽しみは後に、という気持ちもあったので。 全4巻読み終えて…

ベルリン・フィルハーモニーピアノ四重奏団 盛岡市民文化ホール 小ホール

たまたま、チケットを入手することができたので、行ってきました! この編成の演奏を聴くのは初めてですし、曲も初めて聴きます。予習なしで行きました。 自腹で行った演奏会はピアノソロ3回、オーケストラ2回、バイオリンソロ2回、その他知人が出るアマ…

影裏 沼田真佑(著)

東日本大震災と岩手を扱っているという作品ということで、書店に並んだ時にすぐ買って読みました。 あの震災は、私の人生観やそれまでの生き方が、いかに甘かったかを考えさせられる出来事でした。私が住んでいるところでは津波の被害はありませんでしたが、…

エリーゼのために  ベートーベン

ピアノを習い始めたのは中学生からです。小学生の時から楽器は好きで、当時、流行った曲をリコーダーで耳コピして吹いて、結構受けていました。 そんな私が鍵盤楽器と出会ったのは、両親が病弱で外で遊ぶことができない私の妹に買ってあげた電子オルガンでし…

ノルウェイの森  村上春樹(著)

とても有名な村上春樹なのに、彼の小説を読んだのは40歳前後の頃です。時代小説にすっかりハマっていて、司馬遼太郎を中心に読んでいました。 それに、ベストセラーになったこの小説の売り出し方が、華やかすぎてて、「流行りのものからは距離を置く」とい…

みずいろの雨 八神純子

サビから始まるダイナミックな曲で、そしてピアノを弾きながらの圧倒的な声量に度肝を抜かれました。 歌詞の深い意味すら分からず、かっこいいお姉さんが、かっこいい曲を歌っているので歌番組に出演するのを楽しみにしていました。 せっかくレコードプレー…

竜馬がゆく 司馬遼太郎(著)

初めて読んだ司馬遼太郎の小説は、高校時代の「項羽と劉邦」でした。世界史での古代中国史、そして漢文で習った「四面楚歌」の学習を経て、出会った本だったと記憶しています。 でも、今日は、「竜馬がゆく」の感想です。本当に痛快な小説でした。幕末で新選…

青空の中でのスキー

豪雪で有名な夏油高原スキー場です。これは、2年くらい前の写真です。正月頃だったと記憶しています。 今日は、日曜日。早朝15キロほどジョグをしました。 天気も良く予定も無かったので、今シーズン3回目のスキーに行くことにしました。 雲一つない、風も…

冬の花と雪の華

若い頃は冬になるとユーミンや広瀬香美の音楽をよく聴いていました。今もその頃に流行った歌は嫌いではないので、今の季節は時々聴きたくなるのですが、昨年から今年にかけて、車の中でヘビロテしているのはこの2曲です。 どちらも素敵な曲です。 宮本浩次…

リベルタンゴ

大好きな曲です。初めて聴いたのは、ヨーヨーマのチェロの演奏でした。そこから、ピアソラという作曲家を知りCDを購入しました。 ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ アーティスト:ヨーヨー・マ 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M) 発売日: 2008/11/19 メディア: CD…

神々の詩(馬仙峡)

今年の冬は、暖かく、例年より雪が少ないようです。でも、岩手も県北の方の天気予報を見るとマイナス10度の予報を見ます。このまま暖冬の方がいいのか、しっかり冷え込んだ冬の方がいいのか神のみぞ知る、だと思います。 人間の営みを超えた何かを感じていた…

ヴォカリーズ (ラフマニノフ) part2

一つの記事を書くと、そこから連想されて色々なことが思い出されます。 今日は、ヴォカリーズ についての付け足しです。 初めてソプラノの歌を聴いてみたいと思った曲でした。そして、ネットで見つけたのが Anna Moffo: Rachmaninoff, 'Vocalise' Op. 34 No.…

自分にとって走ることの意味について

小学校、中学校と足は遅い方で、特にマラソン大会は、毎年のようにビリで、いつも拍手をもらってゴールをしていました。あの拍手って、嬉しくも何ともなくて、ただ恥ずかしいだけでした。頑張ったという充実感も全くなかったです。それくらい走るのは嫌いで…

ヴォカリーズ (ラフマニノフ)

備忘録のように始めたこのブログ。なぜか毎日書くことができています。不思議なものです。自分の考えていることや心の中にあるものを文章や写真、そして、動画を織り混ぜて記録に残せたら、と思って始めてから今日で8日目になりました。 今日は、ラフマニノ…

イエスと親鸞 八木雄二(著)

本書の表表紙より 宗教は「迷信」ではない。ラディカルな自己認識への論理的な「問い」である。二人の宗教的天才が全存在をかけた「問い」とは何だったのか。ともに自己の悪を見つめたイエスと親鸞の思想に通底する「普遍性」を明らかにする。 「本書の内容…

早朝のジョギング

run

今朝も冷え込みました。でも、走りました。今日は日曜日なので15キロ。雪道なので道の乾いているところを探すのが大変でした。乾いていると思っていても、実は凍っているところもたくさんあります。 凍った所で、今シーズン2回目の転倒をしましたが、歳の割…

カッチーニのアヴェ・マリア

Wikipediaより 実際には1970年頃ソ連の音楽家ウラディーミル・ヴァヴィロフ(Vladimir Vavilov 1925-73)によって作曲された歌曲である。 録音も楽譜も90年代前半まで知られていなかった。出典が明らかにされず、現在入手出来る出版譜は全て編曲されたもので、…

アナログとデジタル

最近は便利になり、いつも聴く音楽は、スマホからBluetoothで飛ばしてイヤホンやスピーカー、カーラジオで聴くことが多くなっています。なんといっても手軽で、会員になれば月に幾ばくかの金額を支払えば、様々なジャンルの音楽を購入せずに気軽に聴くことが…

夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2

ショパンのノクターンの2番。とても甘いメロディーで有名な曲です。 仕事が忙しくてピアノを習っていない時にアシュケナージやピリスのノクターン集のCDを聴いていて、曲集を購入しました。 有名な曲ですが、ゆったりとしたメロディなので「ワルツの7番よ…

コレリ大尉のマンドリン (海外文学セレクション)  ルイ・ド・ベルニエール (著), 太田 良子 (翻訳)

マンドリンと第2次世界大戦を舞台にした恋愛の物語。 と、軽い気持ちでレンタルをして映画を見始めたら・・・・。 戦争を舞台にした映画やドキュメンタリー番組は見たことがありますが、この映画も戦争の不条理さや残酷さを余すとこなく表現していました。…

ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな

ある夏の日の終わりの岩手山と夕日 春間近の北上川と岩手山 田植え前の水田に映る岩手山 石川啄木も宮澤賢治も愛した岩手山。私にとってもかけがえのない存在になりました。 とりあえずの3枚です。ganju39は、岩手山からいただいた名前です。この山に今も祈…

ワルツ第7番嬰ハ短調  作品64-2

ショパンのワルツの中で一番好きな曲です。嬰ハ短調のメランコリックな旋律から始まり、弾いていて気持ちのよいpiu mossoへと続きます(ここが弾きたくてショパンのワルツ集を買いました)。そして、中間部では変ニ長調に転調します。とても穏やかで静謐な旋…

ジブリの大博覧会

写真撮影はほとんどできなかったけど、ジブリの世界に思い切り浸ることができました。混んでいたけど行ってよかった!

公現祭とブログ開設

キリスト教信者ではありませんが、ここ4年間。時間がある時ですが、日曜礼拝やクリスマス礼拝に行っています。教会は心が落ち着く大切な場所の一つとなりました。先祖代々、仏教を信仰している家に生まれましたが、私が最大の困難の時に門を叩いたのはある…