降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

ベルリン・フィルハーモニーピアノ四重奏団 盛岡市民文化ホール 小ホール

たまたま、チケットを入手することができたので、行ってきました!

この編成の演奏を聴くのは初めてですし、曲も初めて聴きます。予習なしで行きました。

 

自腹で行った演奏会はピアノソロ3回、オーケストラ2回、バイオリンソロ2回、その他知人が出るアマチュアのコンサート数回と何十年も生きてきた割には、年に1回行くか行かないかという感じです。何にせよコンサートに行く気合と懐具合との相談になるので・・・。

 

マリオスの小ホールはパイプオルガンがあって、とても素敵です。ピアノの発表会で4回ほど弾いたこともある思い出のホールでもあります。

 

今日の演奏会のチラシです。会場は満席でした。

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エルフマンのピアノ四重奏曲は、第5楽章まである曲でした。私にとってはすっかり現代音楽です。それぞれの楽器の良さが際立つ曲だと思いましたが、難しかったです。

 

次はシューマンです。大好きなロマン派の作曲家です。でも曲を聴くのは初めてでしたので、ワクワクしながら聴きました。ロマンティックで和音の響きやアンサンブルの素晴らしさを堪能できました。第3楽章がとてもよかったです。チェロっていいなぁって思いました。

 

最後はブラームスです。最後の曲に相応しいダイナミックな曲でした。ブラームスといえばハンガリー舞曲と交響曲第1番の印象が強いのですが、第4楽章がやはり圧巻でした。民族音楽というかジプシーというか、そういったものも感じました。

弦楽器の良さとそれを際立たせるピアノ。ピアニストの方も素晴らしかったです。

 

3つのピアノ四重奏曲を聴いて思ったのは、4人の演奏家がそれぞれの持ち味を出しながら醸し出すアンサブルの素晴らしさです。いつも一人で、ピアノやらマンドリンを弾いているので、人と合わせて演奏すると音楽の幅が広がることを感じながら会場を後にし、ピアノのレッスンに向かいました。