降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

降誕祭の夜    

 

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2019年 燭火礼拝のプログラムの表紙

 盛岡に住んでいたときに、 日曜礼拝には、時々、行ってはいたのですが、

燭火礼拝は、12月24日の19時からだったので、行けないでいました。

電車での遠距離通勤だったためです。

 

昨年度は転勤になったこともあり、盛岡からは高速を使えば

車で1時間ほどのところが勤務先ですので、

仕事が終わってからすぐ盛岡に向かいました。

 

行ってよかったです。

夜の教会は外から見ても、とても幻想的です。教会の中に入ると

クリスマスツリーやステンドグラス、仄かな電灯の灯りで気持ちが

穏やかになっていきます。

そして、礼拝が始まる前に電灯を消して、ろうそくの灯だけになると

信者でなくても敬虔な気持ちになります。

 

1時間ほどでしたが、参加した方々で讃美歌を歌ったり、

聖書を朗読したりします。もちろん、牧師さんのお話もあります。

キリスト教信者の方にとってはとても大切な日であることが伝わってきます。

 

さて、このブログ名を【降誕祭の夜】とした理由は二つあります。

 

一つ目は、以下のような理由です。

クリスマス・イブを誤解して覚えていたことが、

礼拝に参加するようになって分かりました。

 

Wikipediaより

クリスマス・イヴ(: Christmas Eve)、クリスマス・イブは、「クリスマス当日の夜」である。教会暦における12月25日の夜、すなわち常用時における12月24日の夜を指す英語の音訳である。

日本では、誤って「クリスマス(12月25日)の前夜」と認識されることが多い。日常会話では単に「イヴ」と呼ばれることがある。

 【降誕祭の夜】という意味が理解できたことです。

 二つ目は、大学の時に【降誕祭の夜】という曲を

演奏したことがあるからです(指揮者として)。

大学4年間で演奏した合奏曲の中で、お気に入りの一つです。

 イタリアのアマディという方の作曲です。マンドリンオリジナルです。

第1楽章  横笛の歌

 羊飼いの吹く楽しそうな横笛の音色が風にのって流れるようです。

第2楽章  厩にて
厩においてのキリストの誕生をイメージさせます。
第3楽章  ハレルヤ
降誕祭を祝って陽気な祭りが繰りひろげられている雰囲気です。

 

定期演奏会の最後の曲として選びました。華やかな雰囲気で終われるようにと。

実際、パーカッションの方をお招きして、ティンパニーやトライアングル、

コンサートチャイムも入れたので、 本当に楽しかったです。

 

三楽章の最後に鐘の音が入っている動画を見つけました。

とても懐かしいです。


Notte di Natale( 降誕祭の夜)Ⅲ

 

ただ、演奏会までの練習は、それなりに大変でした。

専門に音楽の勉強していたわけではないので、

通っている大学の先生や、知り合いのつてで声楽の先生、

そして、お世話になっていたマンドリンの先生にも

指導をしていただきながらの曲作りでした。夢中でした。

 

残念ながら、当時のスコアやパンフレット等は、

引っ越しているうちに、なくしてしまいましたが、

マンドリンのサークルで音楽と真剣に向き合ったことは

今でも、とても大切な思い出です。

 

明日は、クリスマス・イブです。

神やたくさんの方に支えていただいたことに感謝をして、

1日を過ごしたいと思っています。

 

よいクリスマスを!