以前ブログに書いたように、私は中学2年の秋頃からピアノを習い始めました。
ツェルニー100番練習曲には、バイエルが終わってから取り組みました。この曲集とソナチネアルバム、小品集(バッハとかシューマン、ギロックなど)の3つがレッスンの中心だっと記憶しています。
中学2年生から高校3年生の夏休み前まで習っている間に4人の先生に教わりました。若い先生が多くて結婚やら出産等で休みに入る方が多かったからのようです。そのため、バイエルが終わってからは、ソナチネはずっとしていましたが、その他の練習曲や曲集は先生が変わるたびに変わりました。今から考えると不思議な感じです。
100番練習曲も楽譜を見直すと、やはり、やったりやめたりを繰り返していました。
裏表紙の解説より
この教本はこどもに限られた本でなく、一般のバイエル終了者の良き教材です。装飾音のひき方と曲についての注がページの下に入れてありますので、学習者に喜ばれています。30番、小さな手のための25の練習曲と併用されるといっそう効果的です。
その後、仕事を始めてピアノを再開した時にこの曲集をするのかと思ったら、数曲練習したら「リトル・ピアニスト」に変更になりました。多分、基礎をしっかり教えようという先生のお考えだったのかなと思います。
ということで、100番練習曲は、半分位までしか進んでいませんでした。
楽譜を見ると、スラーのつなぎ方や装飾音符、左手で三連符を弾いて右手で八分音符を二つ入れるようなところにも先生の鉛筆の印がついていて、内容的には難しいことをしていたようです。
この曲集に入ったのは中学3年になる前後だったと思います。「音楽系の進路とか考えているの?」とある先生に言われました。「今からじゃ無理ですよ。全く考えていません。」と答えましたが、なぜかソルフェージュをしてくれる先生や熱心にグレード試験を受けるように勧めてくれる先生もいました(実際に試験を受けました)。
今もそうですが、ピアノのレッスンはいつも楽しかったです。高校生になってからは運動部にも入ったので限られた時間しか練習できませんでしたが、受験で忙しくなるギリギリまで続けていました。
自分の指で曲を弾くこと、少しずつ覚えていく過程が好きなんだと思います。
この頃、家に帰ってきてピアノを弾いていると、習い始めた中学生の頃のことも思い出しています。