降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

ワルツ第14番ホ短調  遺作

調べてみたら作品番号はありませんでした。

 

発表会が終わってから取り組んだ曲です。まだ、テンポ通りは弾けませんがレッスンで教えて頂いたことを手がかりに練習を進めてきました。

 

ゆっくりですが曲の構成を掴み、後は弾きこむところまで来たのでokということになりました。

 

ワルツ7番は暗譜しています。10番はほぼ独学で15年前は一応暗譜していました。そして14番です。なんとか、今年中に暗譜したいなぁ。

 

私が演奏の参考にしている動画です。


ワルツ第14番 遺作 (ショパン) Chopin Waltz No.14 Op.Posth 横内愛弓

 頑張って、このテンポに近いところまでもっていきたいです!

 

序奏が意外と難しいです。右手の指遣いが難しいので左手のアルペジオを入れるとなかなか滑らかに弾けません。中間部の右手の音がオクターブにわたりポジションが動くところもすごく苦労しました。左手と合わせるとさらに難しくなります。

 

一転してホ長調のところは美しく甘いメロディです。ゆったり弾けるようにと心がけました。

 

そしてなんといってもコーダの部分でしょうか。ものすごく派手なので本当に弾きごたえがあります。ゆっくりのテンポで弾いていても、本当に楽しい部分です。弾いていると右手の旋律と左手の和音の動きに心が奪われます。

 

Wikipediaより

ヴィヴァーチェ。序奏とコーダを伴う。三部形式。序奏は主和音を半音ずつ下げて、華やかな演出をするアルペッジョ。ロ音(H)の連打が主題である。右手のオクターヴにわたるポジションチェンジと半音階的進行とが、ともにピアニスティックな技巧を発揮する。中間部はホ長調で、左手が滑らかな音階を描き、右手が簡単な旋律を歌うが、中間部は嬰ト短調に転じ、右手の和音に支えられて左手が激情を歌う。その後再び元の主題に戻るが、中間部は登場せずに華々しいコーダが展開され、曲を締めくくる。ショパンのワルツの中でも技巧的な曲である。