降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

チェルニー 小さなピアニスト

音楽之友社では「チェルニー」。全音楽譜出版社では「ツェルニー」。と、今頃気づきました。

標準版ピアノ楽譜 チェルニー リトルピアニスト New Edition 標準版ピアノ楽譜

〜私の持っているものは「小さなピアニスト」と書いてます〜

初歩の楽典から説く両手のやさしい練習からはじまる子供のための教則本。バイエルの途中から30番と併用。

 と、簡単な説明があります。

高校を卒業して、ピアノをほとんど弾かない時期が5年以上ありました。きっと、基本からきちんと教えようと思って選んでいただいた曲集だったのだと思います。

久しぶりに見てみたら、この曲集はほぼ全部こなしていました。最初は本当に簡単で全音符、二分音符、四分音符から始まっています。

楽譜についている印を見ると、スラーがついている最初の音をしっかりの伸ばすようにと丸印がついている場所が多いです。あとフレーズの終わりの小節や最後に赤丸がついているところも多数あります。鍵盤から指が離れるのが余程早くて、音がブツ切れだったのでしょう。

 

この曲集は、必ずリピートをして、表示通りのテンポで弾く事を求められました。特にリピートをした後にミスタッチをすることが多かったので、テンポを崩さないことと集中して最後まで弾き切ることを思い出しました。完璧に弾けないと合格にはなりませんでした。この曲集は終わるのに1年半から2年近くかかったような気がします。

 

30分のレッスンは、ハノンが大体5〜7分。小さなピアニストが5〜7分くらい。ブルグミュラーが10分、ソナチネが10分くらいで、トータルすると30分以上教えて頂いていました。

仕事が終わってから、行っていたのでいつもレッスンは一番最後でした。先生も、おまけで伸ばしてくれていました。ありがたかったです。

 

時々、「暗譜」と先生が鉛筆で書いてある練習番号のものもあります(驚)。

前半は割と簡単でしたが、難しくなる度合いはバイエル以上でした。

 

練習曲のことは、ブログにまとめるつもりはなかったのですが、見直してみると感慨深いです。