降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

マンガでやさしくわかるレジリエンス  久世浩司 著

レジリエンスという言葉と「ストレスに負けない “折れない心”をつくる」という見出しに惹かれて購入しました。

 

マンガでやさしくわかるレジリエンス

マンガのストーリーの部分は確かにわかりやすく、読み進めることができますが、その背景にあたる解説のところは思った以上に読み応えがありました。

 

本書の「はじめ」により

レジリエンス」という言葉を知っていますか?

レジリエンスは、ストレスが多い現代社会において、「精神的な回復力」を表す言葉として使われています。

海外では、企業や学校でレジリエンスを高める教育が行われています。国内でもNHKクローズアップ現代」などで取り上げられ、メンタルヘルスの一次予防として、さらに失敗を恐れずに挑戦する心理的な力として注目されています。

 

  1. Prologue  レジリエンスとは
  2. Part1  ネガティブ感情をコントロールする
  3. Part2      マイナスの「思い込み」を手なずける
  4. Part3  社会的支援を得る
  5. Part4  自信を立て直す
  6. Part5  自分の「強み」を仕事に活かす

 

どちらかというと、仕事をする上で直面する人間関係や壁にぶつかったときに役立つ考え方だと思います。でも、以下の3点は、仕事だけでなく日常の中でも活かせると思いました。

 

本書の「終わりに」より 

1.レジリエンスを身につければ、気持ちが落ち込み続けることがなくなること

2.すぐに立ち直る自信がつけば、失敗することを恐れなくなること

3.その結果、本当にやりたいことに挑戦し、仕事と人生の充実が得られること

 

前向きに日常生活を過ごすためのヒントがたくさん書かれていました。

マンガとそれに続く解説で、難しい概念をわかりやすく伝えようというコンセプトにもよかったです。「心の筋肉」を鍛えて、しなやかに生きていきたいです。

 

結局、自分の心(感情)をコントロールできるのは自分しかいないんですよね。後、人に頼ることの大切さのところは大いに参考にしたいと思っています。サポーターの5人を早く見つけたいです。

 

あと、一人です。いつ見つかるかなぁ。