降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

さよならドビュッシー

今、ピアノのレッスンでは、二つの曲に取り組んでいます。

 

一つは、ソナタ集の中のベートーベンのものをしています。大体1楽章を最後まで通せるようになったので、先日のレッスンではスタッカートの音をよりよく響かせるためのタッチや腕の使い方、それにタイで繋がっている音を大切にしながら左手の和音の処理に気をつける点などを丁寧に教えていただきました。

 

もう一つの曲は、ショパンのワルツ14番です。とても華やかな曲です。いつか挑戦したいと思っていたので、発表会が終わったら、迷わずこの曲を選びました。先生も私が持っているものと同じ曲集でレッスンをしていたとのことです。レッスンでは、たどたどしくではありますが、最後まで通せました。終盤が特にもカッコいいのです。この曲は!

 

さて、今日のメインは「さよならドビュッシー」です。週末なので何か映画見たいなぁと思って、見てみました。橋本愛が主演でピアニストの清塚信也も出演していました。

さよならドビュッシー

アマゾンの解説より

ピアニストを夢見る香月遥は、いとこの片桐ルシアと姉妹のように育った。ある日、2人は火事に巻き込まれ、遥だけが奇跡的に一命を取り留める。全身に大やけどを負った遥は、プロのピアニストになってルシアのためにドビュッシーの『月の光』を弾く、という約束を支えに、全身の移植手術と過酷なリハビリに耐えていくが…。中山七里の同名ミステリー小説を、橋本愛主演で映画化。

 ミステリーの要素もちりばめらていましたし、ストーリーも分かりやすく、少女の成長物語としても十分楽しく見ることができました。そして、何よりも本物のピアニストがピアノを弾くシーン(マゼッパ凄すぎ!)やレッスンの様子、コンクールでの「アラベスク」と「月の光」をどちらも最初から最後まで全て演奏していたのもとても良かったです。どちらの曲も本当に素敵で、「アラベスク」もいつか挑戦してみたいです!

 

今日は、レッスン曲の練習の合間に「月の光」も久しぶりに弾いてみました。

 

本も面白そうなので、いつか読みたいです。


映画『さよならドビュッシー』予告編

久々に良い映画に出会えました。ますますピアノが好きになっている自分がいます。