降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

Forevermore  宇多田ヒカル

「ごめん、愛してる」

何気なく見ていたテレビドラマでした。

元々韓国のテレビドラマだったようですが、何だか引き込まれるように見ていました。

主題歌を歌っているのが宇多田ヒカルで、いつもエンディングにかかっていてドラマに奥行きを与えていました。

 

ピアノのレッスンの前にふと通りかかった楽器屋で、この曲のピアノソロが流れていて、お店の人に「この流れている曲の楽譜ありますか?」といって購入したのが、

月刊Pianoプレミアム 極上のピアノ2017秋冬号

この楽譜です。前にヴォカリーズ で紹介したものと同じ曲集です。

ドラマ、結構ドロドロしていましたが、ドラマの進行に欠かせないものにpianoがあったので、それぞれの人物の人生を考え方ながら物語を見ていました。

イントロのストリングスが効果的です。ピアノで弾くときはそのイメージを大切にして弾くように心がけていたつもりです。

この曲もレッスンで見てもらいました。

弾きたい曲はなんでもウェルカムな先生なので、ありがたいです。

 

和訳すると【未来永劫】で仏教語でもあるようです。

 

宇多田ヒカルは「automatic」でデビューした時からずっと好きで時々聴きたくなるアーティストの一人です。この曲は、自分の中では彼女の曲のベスト10に入ります。

ピアノでも弾いたので余計に。

確かな足取りで家路につく人が

溢れる大通りを避けて

壊れたイヤホンで耳を塞ぎながら

あなたの名を呟きかけた 

曲調もですが、歌詞もたまりません。 

この曲を聴いていた頃は、大きな街の駅で下車し、人混みの中を抜け、真っ暗で誰もいない家に向かい歩く日々が続いていた時でした。

 

歌詞の内容とこのドラマの雰囲気が自分の置かれている境遇に似通っていたので、心の琴線に共鳴したのだと思います。

 


Forevermore(宇多田ヒカル)~ピアノ演奏:須藤千晴【極上のピアノ2017秋冬号より】

 

かっこいい編曲と演奏です!

未来永劫なものを探し続け、

追い求めるのが人生なのかもしれません。