降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

ショパン:4つのバラード/4つのスケルツォ  アシュケナージ

ショパンのバラードもスケルツォもどれも好きなので、購入したCDです。もう、15年以上前になると思います。

彼のCDは、この他にノクターン集と練習曲集、ショパン名作集を持っています。

このCDは1984年の録音のようです。

ショパン:4つのバラード/4つのスケルツォ

`デッカ・ニュー・ベスト100`シリーズ。ピアニスト/ヴラディーミル・アシュケナージによるショパンの`4つのバラード``4つのスケルツォ`を収録した1976~1984年録音盤。 (C)RS

話は変わって、ピアノのレッスンですが、一応、ワルツ14番が終わったので先生に「次に取り組みたい曲の候補はありますか?」と聞かれ「バラード3番、無理でしょうか・・。」と、恐る恐る話して見ました。でも、笑顔であっさりと「いい曲ですよね。わたしも大好きな曲です。ゆっくり取り組みましょう。譜読み大変ですけど、頑張りましょう!」と、励まされて取り組み始めたところです。

 

バラードの中で一番有名なのは多分1番です。個人的に好きなのは4番です。ただ、1番も4番もとても難しそうで高嶺の花です。4番のコーダの部分なんて、調性がどうなっているのか、もう聴いていて分からないくらい激しいです。

 

ショパンのバラードは、本当にどの曲も一つの物語のようで、聴きごたえがあります。3番は、1番や4番に比べるとあまり有名でないかもしれませんが、ゆったりとして優雅な雰囲気と長調で終わるところが、他のバラードとの違いです。

 

1番や4番と比較するとなんとか手が届くかなと思いましたが11ページもあるし、やはり後半は激しい部分もあり難しそうですし、どうなることやらです。

バラードの話はここまでです。

 

バラード3番に挑戦することになったので、久しぶりにCDを聞きました。バラードも良かったのですが、スケルツォも思いの外、いいなぁと思いました。2番が一番好きなのですが、他の曲も良かったです。

 

バラードもスケルツォもどの曲も構成が大きく演奏時間も長いのですが、アシュケナージの演奏は本当に丁寧で、テンポも落ち着いていていることや、音色もとてもクリアであること、何よりも理性的なのですが、温かい演奏だと、改めて思いました。

 

バラード3番、多分、弾けるようになるまでに1年は、かかりそうです。いや、もっとかも!?