降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

蜜蜂と遠雷  映画編

昨年の秋。映画化になった時に、絶対、映画館で見ようと決めていました。原作は読んでいたので、実際に映画になった場合、かなりカットになる部分は多くなることも予想されましたし、登場人物も多いので、どのように整理されるのかも楽しみでした。

 

YouTubeで何回も予告見ていました。


映画『蜜蜂と遠雷』予告【10月4日(金)公開】

封切りになった次の週の週末に、映画館に行きました。

多分5年以上ぶりくらいの映画館です。

 

4人のピアニストを演じていた俳優さんたちもすっかり役にハマっていました。プロコフィエフという作曲家は知ってましたが、『ロメオとジュリエット』を少し聞いたことがあるくらいでしたのでピアノコンチェルトの演奏シーンも楽しみでした。

 

あとは2次予選の課題曲の「春と修羅」がどのような曲になり、そしてカデンツァはどのように演奏されるかもワクワクしていました。

亜夜と塵が「月の光」の演奏から即興演奏に転じていくところも原作に近い雰囲気で良かったです。

 

本選の亜夜とマサル、それに塵のオーケストラをバックにしての演奏シーンは圧巻でした。

そうそう、鹿賀丈史が指揮者として重要な役割で出演していました。本ではなかった部分です。

演奏シーンが本当にすごい迫力で、しばらく呆然としていました。目の前でオーケストラの演奏を聴いているようでした。

 

家に帰ってからは、それまであまり、聴いたことがなかったプロコフィエフバルトークのピアノコンチェルトをYouTubeで探して聴きました。

 

ブルーレイが発売されたら「買わなくちゃ!」

予約注文して、4月中頃には届いていたのですが、じっくりと見たかったので、5月1日(金)の夜に見ました。多分、連休中にもう1回見ます!

蜜蜂と遠雷Blu-ray通常版

 買ってよかったです!

〜解説より〜

 3年に一度開催され、若手ピアニストの登竜門として注目される芳ヶ江国際ピアノコンクール。かつて天才少女と言われ、その将来を嘱望されるも、7年前、母親の死をきっかけに表舞台から消えていた栄伝亜夜は、再起をかけ、自分の音を探しに、コンクールに挑む。そしてそこで、3人のコンテスタントと出会う。岩手の楽器店で働くかたわら、夢を諦めず、“生活者の音楽"を掲げ、年齢制限ギリギリで最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者、高島明石。幼少の頃、亜夜と共にピアノを学び、いまは名門ジュリアード音楽院に在学し、人気実力を兼ね備えた優勝大本命のマサル・カルロス・レヴィ・アナトール。そして、今は亡き“ピアノの神様"の推薦状を持ち、突如として現れた謎の少年、風間塵。国際コンクールの熾烈な戦いを通し、ライバルたちと互いに刺激し合う中で、亜夜は、かつての自分の音楽と向き合うことになる。果たして亜夜は、まだ音楽の神様に愛されているのか。そして、最後に勝つのは誰か。

 本についても、後で感じたことを書きたいと思います!