降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

2020-01-01から1年間の記事一覧

鉄道員(ぽっぽや)を再読して

思った以上に、『イエスと親鸞』を再読したことをまとめるのに時間がかかってしまい、再読しようと思っていた本にまで手が回らなかったです。 でも、私にとって『イエスと親鸞』のことを再読してまとめることは、とても大切な作業だったと思っています。 村…

Let it be. The Beatles

私はビートルズ世代ではないのですが、中学生の時に洋楽を聴くようになり、その流れで彼らの音楽に出会いました。 英語の歌詞を覚えるのもなんか新鮮でした。ビートルズ、クィーンなどを良く聴いていました。でも、その傍で山口百恵やピンクレディーも聴いて…

30キロ過ぎで一番早く走るマラソン〜サブ4・サブ3を達成する練習法〜  小出義雄 著

今年の梅雨は本当に雨の日が多いです。 仕方がないので、雨が降ってもブレーカーを羽織って走っています。 朝だと気温も15度前後なので、雨だとやはり一枚羽織らないと身体が冷えます。 今朝は15キロ走りました。途中で本降りになったり止んだりの繰り返しで…

Before corona 

バラード3番を練習するようになって、一日一回は、CDの音源を聴いてたり、YouTubeで動画を見たりしています。 前に紹介したアシュケナージのアルバムの中の演奏はとてもクリアな演奏で、テンポも落ち着いていてとてもいいです。 3番をこんなに聴いたことは…

練習曲作品10-3   別れの曲

10数年以上前にノクターンの13番の後に取り組んだ曲です。静かな曲を何だか弾きたくて、 先生と相談してリストの「愛の夢第3番」、「練習曲25−1」(エオリアン・ハープ)と、この「別れの曲」の3つの中から選ぶことになりました。どれも、自分のレベルで…

ツェルニー30番練習曲

さて、今日は、ツェルニー30番練習曲についてです。 Czerny 50 Etude no.50 op.740 - Francesco Libetta (in tempo) 1ヶ月くらい前に50番練習曲集の最後の曲の動画を見つけて驚きました。 練習曲とは思えない迫力と、鬼気迫る演奏。 今、教えてくださって…

豪雨

今日は、朝からずっと雨です。 岩手県も各地で土砂災害や大雨洪水警報が出されています。 昨夜も雨音が大きくなり夜中に何回か目を覚ましました。 今日はずっと本降りです。 夕方になり、ようやく小降りになってきました。 九州を中心に各地で甚大な被害をも…

「イエスと親鸞」を再読して  第五章 幸福とは何か

いよいよ最後の章になりました。途中の見出しは、自分なりにつけてみました。 イエスと親鸞 (講談社選書メチエ) 作者:八木 雄二 発売日: 2002/07/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) シャカの悟りと浄土宗 最初にシャカが悟りを開いたことから浄土教の教え…

道 宇多田ヒカル

今まで自分が歩んできた道。 そして現在の自分。 これから自分が歩んでいく未知なる道。 宇多田ヒカルは、automaticでデビューした時からずっと好きなアーティストで、CDも結構買っています。 このアルバムは彼女の若い頃のポップなものと違い、しっとりとし…

「イエスと親鸞」を再読し 第四章 親鸞の教え(『歎異抄』を読む) 

『歎異抄』の解説のこの項が、今までの各章の項の中で一番ページ数が多いです。できるだけ工夫してまとめます。 函館でとった浄土真宗のお寺の写真 『歎異抄』(1)教えの核心 著者は前の項で弟子たちが「分からない」でいることに同情しています。というの…

くちばしにチェリー  EGO-WRAPPIN'

10年以上前にたまたま、この曲に出会い、 そしてEGO-WRAPPIN' というグループを知りました。 楽器をかじったことがある人なら、絶対ハマるサウンドだと思います。 私は、中学生の時にブラスバンドでフルートをしていました。 この曲では、フルートもかっこよ…

NO MUSIC, NO LIFE そんな1日を振り返って

以前、岩手県内のマラソン大会の募集があったことをブログに書きました。 しばらく様子を見ていたのですが、やはり、どの大会も中止になっています。岩手県だけでなく、他の都道府県の大会もほぼ中止のようです。 来年は走りたいなぁ 私の場合は、大会に出る…

「イエスと親鸞」を再読して  第四章 親鸞の教え(親鸞の教えの背景) 

この項は、8項目なので、小見出しごとにできるだけ簡潔にまとめていきます。 あともう一息です! 浄土教の伝来と法然 浄土教は古くからから日本にも紹介されていました。 平安時代に『往生要集』を書いた源信(1017年没)が有名ですが、彼が教えた念仏業は…

I am a piano / Orquesta de la Luz

ganju39.hatenablog.com 前の記事で「私はピアノ」のことを紹介したのですが、 その解説の中で Orquesta de la Luz のことが紹介されていました。 その当時、早速YouTubeで調べて、聴きました。 I am a piano / Orquesta de la Luz 原曲の良さをラテン音楽に…

「イエスと親鸞」を再読して  第四章 親鸞の教え(仏教と浄土教) 

第四章は3つに分かれています。 その第一は仏教と浄土教についての説明です。 小見出しはたくさんあるのですが、内容は3つに分かれている様な気がします 最初に仏教の始まりとその背景にあるもの、次に大乗仏教の動きから世界の宗教の関連について、そして…

私はピアノ  サザンオールスターズ

「花しぐれ」を聴いていて、高田みずえは、「私はピアノ」も歌っていたこと思い出しました。 この曲もいい曲です。 ピアノを習っていない頃、この雑誌を時々買っていました。季刊誌だった様な記憶です。 楽器店に行って、お気に入りの曲が表紙にあって、パラ…

花しぐれ  高田みづえ

6月も半ばを過ぎました。梅雨入りをしたと思ったら、なぜかいい天気が続いています。 さて、6月は「水無月」と言いますが、水がないという意味ではなく、 本当は水のある月という意味だというようなことを最近、知りました。 思い込みっていけませんね〜。 …

「イエスと親鸞」を再読して  第三章 イエスの教え(ヨハネからイエスへ) 

イエス事績を伝える四つの「福音書」〜「マタイによる」、「マルコによる」、「ルカによる」「ヨハネによる」、それぞれの福音書にはイエスの教えとして多くのものが書かれているが、しかし、それは全てがイエス独自のものであるという一般的な理解は疑わし…

「イエスと親鸞」を再読して  第三章 イエスの教え(われわれはみな罪人である) 

なんだか、学生時代に本をもとにレポートをまとめているような雰囲気になってきました。 いよいよイエスの教えの核心に触れる章です。 1われわれはみな罪人である 洗礼者ヨハネについて 前の章であったように、ユダヤ民族は自己愛的精神を捨てることなく禁…

北へ

数年前、岩手県の県北に行ったときに撮影した写真です。 春でしたが初夏を思わせるようなとてもよい天気でした。 今年は、ひょっとしたら岩手県外に行くことがないかもしれません。 男神岩の反対側の高台より 緑に囲まれた女神岩 藤島の藤 天然記念物です 蔦…

「イエスと親鸞」を再読して  第二章 ユダヤ教の伝承(十戒) 

ここまで、この本に関わってきたので、時間がかかってもなんとか最後までまとめたいです。 第二章の後半は「モーセの十戒」についてです。 映画は見たことがあるようなないような、おぼろげな記憶です。このブルーレイのジャケットは、多分、出エジプトの場…

ショパン:4つのバラード/4つのスケルツォ  アシュケナージ

ショパンのバラードもスケルツォもどれも好きなので、購入したCDです。もう、15年以上前になると思います。 彼のCDは、この他にノクターン集と練習曲集、ショパン名作集を持っています。 このCDは1984年の録音のようです。 `デッカ・ニュー・ベスト100`シリ…

「イエスと親鸞」を再読して  第二章 ユダヤ教の伝承(創世記) 

二章を一気にまとめるのはちょっと私の力量では無理なので二つに分けてまとめます。 今回は第二章の前半の「創世記」についてです。 1「創世記」は何を語る物語か まず、第一章で取り上げた「オカルト」という概念について 前章で「オカルト」とうなんとも…

やさしくなりたい 斉藤和義

「家政婦のミタ」の主題歌であったと記憶しています。 家族再生の物語でした。どんなふうにこの物語は展開していくのだろうとハラハラしながらリアルタイムで見ていました。 ドラマの結末はハッピーエンドであったと思います。壊れかかった家族が「家政婦の…

「イエスと親鸞」を再読して  〜第一章〜

第一章 なぜ、今イエスと親鸞か 1 イエスと親鸞の道 科学技術が何事かを実現してきたことは確かである。しかし、その具体的内容がどれほど「達成」という名に価するかは、疑問とすべきであろう。 と現代の悲惨さの原因として科学技術が『両刃(もろは)の剣…

フローリッシュ  寺井尚子

先週の土曜日の新聞を見ていたら、 寺井尚子の新譜のことが記事になっていたので Amazon musicで迷わずダウンロードしました。 ジャンルはジャズなのでしょうけど、 心の琴線に触れる彼女のヴァイオリンならではの音色。 そして、自由奔放さを感じるアレンジ…

「イエスと親鸞」を再読して  〜はじめに〜

5月の連休明け頃からこの本と「鉄道員(ぽっぽや)」を並行して読書していました。 「鉄道員」は、8つの短編のうちの3つの物語を読んで、小休止です。 「イエスと親鸞」は2回目ですが、やはり内容が難しくて、一気に読み進めることができませんでした。 …

いとしき日々よ  平井 堅

この曲は、「JIN-仁−」のテーマ曲でした。前編の方は見ていなくて、後編の方から見て、しばらくしてから前編も見ました。タイムスリップものでしたが、幕末の出来事と医療に関わる描写がとてもリアルでドラマの世界にあっという間に引き込まれました。 仁の…

しあわせな王子 オスカー・ワイルド 著

すっかり寛いでいます!逃げないんです! 燕の番いが、2週間ほど前から我が家の窓枠のほんの隙間に日が暮れてからやってくるようになりました。夜だけ羽休めに来ているようです。巣はうまく作れないようです。巣はどこにあるのかなぁ。 なんだか可愛いです…

マラソン大会

run

身辺のいろんな危機が大体片付いた2年前、3年ぶりのフルマラソンの出場を考え、申し込みをしました。 早朝のジョグ。この道の先にあるのは? 自己ベストが出たのが、危機的状況に陥る前の年でした。フルもハーフも。 2年前の大会は久しぶりでしたので、本を…