降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

Let it be. The Beatles

私はビートルズ世代ではないのですが、中学生の時に洋楽を聴くようになり、その流れで彼らの音楽に出会いました。

 

英語の歌詞を覚えるのもなんか新鮮でした。ビートルズ、クィーンなどを良く聴いていました。でも、その傍で山口百恵ピンクレディーも聴いていました(笑)。

 

 

レット・イット・ビー

そして、高校3年の7月。バスケも引退して、受験勉強もそれなりに始めていました。そんな中で、同じクラブの中で、音楽の趣味が同じ友達がいるということが何気ない会話の中で分かり、すっかり意気投合しました。

 

彼の友達の中にも同じような音楽を聴く友達がいるということで、急遽、9月の文化祭で5人のメンバーがそれぞれ、好きなグループの最大公約数であるビートルズとディープパープルの中から数曲選んで『文化祭で弾けよう!』ということになりました(ツェッペリン、10cc、スコーピオンズイーグルス、ジャーニー・・・・)。

もう、みんないろんなバンドを知っていたので選曲は盛り上がりました!。しかし、メンバーみんな運動部所属で、楽器の腕前は許してください!というレベルでしたので、「なんとなく出来そうで、聴き映えのする曲にしよう!」ということで一致しました。

 

私は、キーボードとピアノを担当しました。寄せ集めのメンバーでしたので、発表の場として借りたのは音楽室でした。広い会場ではありませんでしたが、友達や後輩が見にきてくれて嬉しかったです。

 

最後は、『Let it be』で〆ました!

この曲、歌詞の意味深いんですよね『あるがままに』。


Let It Be (Remastered 2009)

高校生でしたので、ビートルズのピアノ譜を小遣いの中から買いました。楽譜がなくて耳コピで覚えて弾いた曲もあります(特にディープパープル!それまではあまり聴いたことがなかったグループでした!)。

今でもその時、みんなで笑って、曲を合わせて練習をしたり、曲について語り合ったりしたことは鮮明に思い出せます。本番までみんなで集まって練習したことも文化祭の二日間の本番もとても楽しかったです。

 

今から思うと本当に宝物のような時間でした。

 

彼らのレコードは持っていません。仕事をするようになってから、

CDを少しずつ購入しました。

 

この曲の歌詞の意味をようやく咀嚼できる年齢になったような気がします。