絵を描くことが本当に苦手なのからなのか、絵画作品を見ることは割と好きです。
今回はジブリの高畑勲展ということで、ワクワクしながら見てきました。
キャラクターがお出迎えです!
見学して感じたことはたくさんあるのですが、アニメーションの作品の制作は本当に緻密な作業が必要であることと、入念な打ち合わせも大切だということが分かりました。そして、創造的な力が結集して素晴らしい作品が完成することも。
みんな、夢を持って生き生きと数々の素敵なアニメーションを作ってきた息吹も感じました。
制作に関わる手書きのメモや進行表のようなもの、レイアウトなどもたくさん展示されていて圧倒されました。
『火垂るの墓』のコーナーは遠目に見えただけで、涙が出そうになりました。戦争さえなければ仲良く幸せに暮らせた兄妹の悲劇。「こうすれば良かったじゃない?」と、現代に生きる私たちは思うかも知れませんが、あの状況の中で、お互いを思いやり精一杯生き抜いた二人の物語は、いつ見ても胸が詰まります。
そして、氏の映画に込めた思いも知ることができました。
戦争は、絶対してはいけないのです。
童心に帰っただけでなく、たくさんの作品に触れて心の奥深くに温かいものを感じました。
『かぐや姫の物語』見てみたいな。