この日は、観光タクシーを予約して移動をしました。4月半ばに左足の怪我(骨折です🩼)をしました。鹿児島旅行のことを話したら、先生からは『まぁ、ゴールデンウィーク前になんとか骨も落ち着くでしょう‼️』と言われました。
旅行直前の診察ではレントゲンも確認し骨は順調にくっついてきているとお話しをいただき安心しました。ギプス(シーネ)は、負担だったらはずしてもokと言われました。でも、旅行で再骨折も嫌なのでつけたまま行動しました。
旅行で使った杖
怪我の説明はこれくらいにします。怪我が良くなったら怪我のことも、まとめたいです。
さて、観光タクシーのコースは、
知覧武家屋敷→知覧特攻平和会館→西郷隆盛の像→城山公園→照国神社→西郷隆盛のお墓→西郷隆盛生誕の地(大久保利通の生誕の地と本当にご近所)→薩摩切子の工房→宿へ
運転手さんと、と相談して楽しみながら鹿児島観光ができました。道中は、明治維新の話しやら鹿児島県と岩手県の県民性。それに桜島や気候のこと焼酎や名産、あとは、年齢も近かったこともあり趣味のことなどで盛り上がりました。
案内もとても丁寧でした。
知覧武家屋敷
しっかり管理されていますが、住宅としてまだ、住んでいるところもあるとお聞きしてビックリです。なので、見学できないところもありました。高床であることや雨戸のしまい方の工夫、ドラマの撮影で使われたシーン、庭の意匠について。たくさん説明していただきました。
案内チケットを購入した時に受付の方が杖をついている私を見て『歩くの大変なんだから。車イス貸すから。』と笑顔で用意してくださり、その後は運転手さんに押していただきました。まだ、普通には歩けないし、痛みも若干あるので、ありがたかったです。
床が高い!
歴史を感じる座卓!
庭は、枯山水とのことです。
池がある武家屋敷もありました。
見事な石垣です。
とても静かでした。時間が止まったようで、電線も殆ど見えなくて、江戸時代にタイムスリップしたような感覚になりました。
ホタル館富谷食堂
知覧特攻平和会館
平和会館前にある石碑
平和会館は思ったより、盛りだくさんでした。会館の中では最初に視聴覚室でスライドを見せていただきながらお話しを聞きました。戦争が始まった背景や特攻隊が編成された経緯、そして家族へ宛てた手紙など、30分があっという間でした。学生時代に社会科で学んだことや本などで読んだこと以上に、亡くなられた方々のことがより身近に感じられ、ずっと涙が出てました。
館内はとても混んでました。運転手さんに車イスで案内していただきました。本当に助かりました。視聴覚室でのエピソード以外のお話しもお聞きしました。
『特攻機を見送る女生徒さん。みんな飛行機の方見ていないでしょ。花を持って見送りしてますが、辛すぎてみんな違う方見てるでしょ…。』
特攻隊として亡くなられた方々の写真や、お手紙もたくさんありました。家族を思う気持ちが溢れていました。
『殆ど若い方なので、手紙は母親宛てのものが多いんですよね。父親宛てでないのは、産み育てくれた母親に対する思いもあったでしょうが、父親も戦場に行っていたのかもしれませんよね。』
戦争は絶対しては、いけません。特攻も含め戦争で亡くなられた、たくさんの方々のご冥福をお祈りすると共に平和の尊さを実感して平和会館を後にしました。
午後は、鹿児島市内を案内していただきました。思ったより天気が持ち直してきて、日差しも出てきました。パート2へと続きます。