知覧平和会館を後にして、鹿児島市内観光へと向かいました。
城山公園から鹿児島市内と桜島を一望できるとのことでしたので、そこを中心に案内をお願いしました。
照国神社
島津斉彬を祀る神社とのことで案内をして頂きました。幕末に活躍した大名の一人なので、歴史上の出来事に思いを馳せながら見学しました。隣接している資料館も斉彬の書などがありとても印象に残りました。
西郷隆盛の像
上野公園のものしか見たことがなかったので、鹿児島にある像を見ることができててよかったです。記念写真も運転手さんにとっていただきました。
それから、西郷洞窟や終焉の地は車の中から案内していただきました。『翔ぶが如く』のなかで隆盛が別府晋介に「晋どん、もうこの辺でよか」と言って、介錯させて自害した終焉の地はちょうど修復作業中でしたが、その場所もしっかりと残されていることから鹿児島の人々にとって、とても大切な偉人だということも感じました。
城山公園
とても素敵な眺めでした。
緑の濃淡の鮮やかさ、海や空の色、鹿児島市街の眺望、それになんと言っても桜島の存在感。
城山公園にはたくさんのクスノキがあるので防虫効果もあり、虫は殆どいないということも教えていただきました。
西郷隆盛の墓
南洲公園にあります。西郷隆盛だけでなく西南戦争の戦没者が祀られています。たくさんの亡くなられた方々のお名前を見て『翔ぶが如く』の世界が現実のものだと実感して胸が熱くなりました。
南洲神社ウェブサイトより
http://nansyu.starfree.jp/sp/bochi.html
薩摩切子
とても綺麗でした。おちょこグラスくらいなら買えるかなと思いましたが、無理でした💦。
うっとりして店を後にしました。
店を出ると、
桜島と素敵なスタバがありました。
東郷平八郎誕生の地
こちらは、『坂の上の雲』に登場する日露戦争時の海軍大将です。主人公は正岡子規と同郷の秋山兄弟です。彼も薩摩藩でした。西南戦争の時は留学していたはずです。
西郷隆盛生誕の地
いよいよ鹿児島旅行の3日目も最後の見学地です。最後に案内していただいたのは西郷隆盛生誕の地でした。
この後、タクシーの中から大久保利通生誕の地と銅像を紹介していただきました。思った以上にご近所でびっくりしました。
明治維新の薩摩藩の両雄です。幼い時から気心が通じてた二人ですが、維新後、西南戦争で敵同士となり西郷隆盛は自刃。その1年後、大久保利通は暗殺されます。
激動の時代です。
鹿児島旅行3日は盛り沢山でした。怪我をしたこともありで観光タクシーをお願いしました。地元に精通しているベテランの運転手さんのおかげで充実した一日になりました。感謝でいっぱいです。
宿で小休止してからはお土産を買い、軽く夕食をとりました。余韻に浸りながら眠りにつきました。