先日の記事で『待合室』のことをいつか、と書いたのですが、
今朝、ジョギングしながら、「前に書いたことがあったような・・・」
と、思い出して過去の記事を見たら、
やはり、少しだけ書いていた記事がありました。
Amazon解説より
富司純子、寺島しのぶが初の母子共演を果たした実話を元にした感動ドラマ。岩手県の山奥にある小繋駅の待合室に置かれた1冊のノート。訪れた旅人たちが胸に秘めた想いを綴るそのノートに、心の籠もった返事を書き続けるひとりの女性の半生を描く。
レンタルショップに行ってもなかったので、
Amazonで中古のものを購入して見ました。
人は、悲しいことや辛いことがあると北へ向かうんだな、ということと、
そのノートが実在して今もあることも、心に響きました。
夫婦の姿やノートに返事を書き続ける女性の姿もよかったです。
映画は、夫婦の姿やノートに返事を書き続ける女性の姿を中心に
静かに淡々と進んでいきます。
でも、それがなんかいいなぁ、と思いました。
俳優さんたちの演技もいい意味で抑揚を抑えていたと思います。
その辺りは、見ていて物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、
私は、その分、俳優さんの表情、舞台になった風景も知っている場所なので
味わいながら見ることができてよかったです。
国道4号線と東北本線(現在は IGR)が並行してる場所なので、
車で北上すると、『小繫駅』すぐ見つけることができます。
命のノート、ありました。人によって辛いことは違いますが、
その辛さを吐き出すことと、受け止める場所があるということは
とても大切なことなのだと思います。
私も、そうやってたくさんの方に支えてもらって生きています。