たまたま、レミオロメンの【粉雪】を聴いて、
このドラマのことを思い出しました。
2005年のドラマです。沢尻エリカ主演のドラマでした。
このドラマを家族みんなで見て涙してから15年も経ったことにも驚きです。
【脊髄小脳変性症】という難病のことも、このドラマで初めて知りました。
主人公の女の子がひたむきに生きる姿に心を打たれて本を購入して読みました。
本は平成17年(2005年)に購入しています。
裏表紙より
「神様、病気はどうして私を選んだの?」 恐ろしい病魔が15歳の少女亜也の青春を奪う。友達との別れ、車椅子の生活、数々の苦難が襲いかかる中、日記を書き続けることだけが亜也の生きる支えだった。「たとえどんな小さく弱い力でも私は誰かの役に立ちたい」 最期まで前向きに生き抜いた少女の言葉が綴られた感動のロングセラー、ついに文庫化。
ドラマもすごく良かったのですが、本を読んで、
さらに精一杯生きることの大切さを感じたことを思い出しました。
本の冒頭には15歳から23才までの彼女の写真や
日記帳(46冊になるそうです)の写真も紹介されています。
自分が幸せだと思っていた15年前より、今、この本を読むと
もっといろんなことを感じそうです。
この本を読んで映画版のDVDをレンタルしたことも思い出しました。
一人で見ました。妻や二人の子供たちに涙を見られるのはなんだか
恥ずかしかったので。
ドラマも良かったのですが、映画はより、この病気と闘う少女の姿を
リアルに伝えていると思いました。
1リットルも涙は出ませんでしたが、ずっと、涙を流しながら見ていました。
裏表紙より
生まれてきてよかった、生きていてよかったと一度でいいからこの子に感じさせてあげたい」難病という重い障害を背負いながらも懸命に生きる娘、亜也。母の私はいったい何ができるのだろうか……。ついに娘の命が尽きようとする時、亜也の夢を叶えるため天国へ嫁がせる結婚式を行うことを決意する。母と娘の絆、生きる意味を問う、感動の手記。
【生きる意味を問う】とありますが、本当にそういうことを
感じながら読み進めました。
私も二人の子供から見れば【親】であり、そして両親から見れば【子】です。
この本を手に取り感じたことは、
『頑張って生きなくちゃ』ってことにつきます。
こうやって、昔読んだ本のことをまとめていると、
そんなにたくさんの本を読んできたわけではないのですが、
良い本と出会ってきたことも感じています。