降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

天国の本屋 恋火  

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いま、会いにゆきます』を見て、しばらくしてから見ました。

これも、かなり前の映画になります。

竹内結子さんの映画であることと『天国の本屋』って、

かなり前に話題になったことがあったことを思い出して、ネットで調べてみました。

 

Wikipediaより

原作の『天国の本屋』(松久淳田中渉の共著)は、かまくら春秋社から2000年に刊行されたものの売れ行きは芳しくなく、在庫品となっていたものを岩手県盛岡市の「さわや書店」店長が偶然読んで感動し、独自に宣伝して評判を広めたことによりロングセラーとなった変り種。これに『恋火』のストーリーを加え、篠原哲雄狗飼恭子が共同で脚本を担当して映画化したロマンティック・ファンタジー映画。 後半の設定と新井浩文原田芳雄のシーンの脚本を、原田芳雄が「気に入らねぇ、これだ」と自ら書かれた脚本を監督に渡して、それがそのまま通った。

主演を務めた竹内結子は、一人二役に初挑戦。

 『さわや書店』懐かしいです。

盛岡に住んでいた頃、お世話になっていた書店です。

駅ビルにも入っていて、電車で通勤していた頃は、帰宅途中に寄って

本を購入したことも何度かあります。

 

映画に戻ります。本は読んだことがなかったですし、

ネットで調べたのは映画を見た後なので、本当にフラットな状態で映画を見ました。

 

地上のエピソードと天国のエピソードがピアノと花火を軸に

物語が進行するところが印象的でした。

対照的な性格の二役をこなした竹内結子さんや

天国の本屋で『アルバイト』をすることになる玉山鉄二さんの

演技も良かったのですが、アロハシャツを着た原田芳雄さんが、

物語の展開に大きな役割を果たします。

とても味のある演技をしていて引き込まれました。

 

Amazonより

 ロングセラーとなった書籍「天国の本屋」シリーズの第1部と第3部を1本の映画にまとめた作品。生きているのに天国の本屋にスカウトされたピアニストの健太と、伝説の“恋する花火”を復活させようと奔走する香夏子。天国と地上で、失われたひとつの恋を追いかけるふたりの物語。
   行動的な女性・香夏子と、死んでしまった彼女の叔母・翔子の二役に竹内結子がチャレンジ。特に前者は彼女が得意とする“チャーミングな猪突猛進娘”を、例によってアクティヴに好演。かつて翔子の恋人だった花火職人・瀧本に扮した香川照之が、わずかな出番ながら木訥たる存在感を見せており、そのラストカットは感涙もの。今ひとつ話の焦点が絞り切れていないきらいはあるものの、篠原哲雄監督は誠実な演出で、この不思議なラブトーリーに涼やかな読後感を与えることに成功している。(斉藤守彦

 


映画『天国の本屋 恋火』予告

映画の元になったというシリーズの第1部と第3部を早速購入しました。

あっという間に読めそうな本でしたが、『黒い雨』との並行読書なので、

読み終わったのはつい最近です。

 

願いはかなう 想いは伝わる

 

素敵なキャッチコピーです!