かなり前の映画です（2004年）。
訃報を知ったのは、9月27日に、たまたま、テレビを見ていた時です。
そして、この映画のDVDを買っていたことを思い出しました。
ストーリも良かったですし、透明感のある素敵な女優さんだなと思いました。
DVDは、何回か繰り返して見ていました。彼女は、他にもたくさんの作品に出演していたようですが、私がその後に見たのは大河ドラマ「真田丸」で茶々役として堺雅人演じる真田信繁と出演していたシーンです。花吹雪の中、天真爛漫な茶々の役を演じていた場面は今でも鮮明に思い出せます。
この映画での儚なげな雰囲気とは違っていたので【茶々と信繁】のシーンも楽しみにして見ていました（「真田丸」はこの後、私に降りかかった困難な出来事のため、あとの回は全く見ていません）。
さて、この映画です。訃報を聞いてから3日後ぐらい にDVDで見ようと思ったのですが、
最初の１０分くらい見ていたら、胸が苦しくなってきて、消してしまいました。
先週の週末の日中に深呼吸して、自分なりに気持ちを整えてから見ました。
恋の始まり方や、好きな人に会いに行く場面の心理描写や周りの景色などもとても素敵でした。
再視聴して、相手を思いやることや家族を大切にすることなどを改めて感じ取ることができました。見てよかったです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
