降誕祭の夜

汝の敵を愛せよ

馬と鹿  米津玄師

昨年からよく耳にしていた曲です。歌詞もいいですしMVの雰囲気も心に迫ります。

 

なんで今頃?

実は、私は、大学の頃からテレビドラマを見る習慣が殆どありませんでした。でも、最近たまたま『ノーサイド・ゲーム』を見て、この曲がこのドラマの主題歌だと知りました。それもあり、このドラマを見ることにしました。ドラマのエンディングで効果的に流れます。

ノーサイド・ゲーム Blu-ray

1日1話ずつ、噛み締めるように見てました。

 

2019年。昨年のドラマなのでラグビーのワールドカップに合わせた製作されたドラマのようです。いいドラマでした。会社経営とラグビーというスポーツを絡めながら、主人公を含め、いろんな人達が逆境にもがきながらも『未来へ』立ち向かって行く姿は、とてもいいです。

 

ラグビーの試合のシーンはとても迫力がありました。

 

岩手県人ですので新日鉄釜石の黄金時代のことはよく覚えていますし、高校時代には体育でラグビーをしました。スクラムの組み方やタックルの仕方を教えてもらった記憶があります。ただし、危険なのでラグビーの授業は雪が積もった冬の時期に行いました。タックルされて転んでも痛くない!思い切ってタックルに行ける!でも、雪に足を取られるので、速く走れません・・・・・。そんな思い出ですが、雪上ラグビー結構楽しかったです。

ラグビーだか雪遊びだかわからない感じでしたが、相手の蹴ったボールやパスカットしてボールを取ると、当然、相手が怒涛のように向かってくる迫力は体育の授業ですが、すごかったです。バスケットとはまた違った雰囲気の球技であることを実感しました。

 

そんなこともドラマを見て思い出してしまいました。

本社から左遷される主人公だけでなく、それ以外の一人一人の人間に焦点が当てられているので、毎回、目頭を熱くして見ていました。

 

多分、今の私に必要なのは、こういった物語の世界だと思っています。ドラマにしろ読書にしろ、前向きに生きるというメッセージや、お互いに信じあうことの大切さを感じながら自分自身を取り戻そうとしているのだと思います。多分。

 

このドラマの中で、主人公が自分が一番信じていた人に利用され裏切られたシーンは、自分に降りかかった境遇に似通っているので共感しながら見ました。

 

「馬鹿」になって、前に進むしかありません。

 

今週の〆は「馬と鹿」で。


米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika

本も読まなくちゃ。